Tera Term

Tera Term 4.89でlistboxにパラメータが追加されました

2015年12月1日にTera Term 4.89がリリースされました。以下のリンクからダウンロードできます。

リリース Tera Term 4.89

今回の変更点は次の通りです。

変更

  • 制御シーケンスのパラメータチェックを強化した。
  • DECRQSS 制御シーケンスで、DECSLRM, DECSCUSR の状態の問い合わせに対応した。
  • シリアル接続でボーレートが高速な場合にファイル送信を高速化できるようにした。
  • teraterm.ini に FileSendHighSpeedMode エントリを追加した。デフォルトはオン。
  • Eterm look-feel: 背景画像の明るさを設定できるようにした。
  • 設定フォルダ(Setup directory)に Virtual Store パスを追加した。
  • Addtional settingsのCygTerm設定で、ダイアログを閉じた時に設定を保存するのではなく、Save setup時に cygterm.cfg を保存するように変更した。
  • コマンドラインオプションのパース処理を変更し、パラメータの途中からでも ‘”‘ によるクオートを可能にした。
  • バージョン情報ダイアログのURLをシングルクリックでブラウザが起動するようにした。
  • listbox マクロコマンドで、初期状態で選択している項目を指定できるようにした。

バグ修正

  • 新しい接続ダイアログのホスト欄にコメントを含めた時に正しく接続出来ない事がある問題を修正した。
  • USBシリアルポートに接続中にUSBシリアルケーブルを抜き差しすると、USBシリアルポートに再接続できなくなる問題を修正した。(WindowsXP以降のみ修正)
  • teraterm.ini に AutoComPortReconnect エントリを追加した。デフォルトはオン。
  • Virtual Store環境において、cygterm.cfg を保存できないことがある問題を修正した。
  • ステータスラインが正しく働かない問題を修正した。

その他

  • TTSSH(2.75)へ差し替えた。
  • TTProxy(1.0.0.22)へ差し替えた。
  • TTXRecurringCommand Plugin(1.04)へ差し替えた。
  • LogMeTT 2.12 へ差し替えた。

TeraTermマクロ関連では、listboxコマンドに修正が入りました。

listboxでデフォルト値を設定できるようになった

TeraTerm 4.88までは次のようにマクロを書きました。

このマクロを実行すると次のように表示されます。

これまでは最初の要素(array[0]の’リンゴ’)が初期値として設定されていたので、このままOKを押下するとリンゴが選択されます。4.89からはオプションで初期値を設定できるようになりました。

listboxの最後のパラメータに「2」を追加しています。このパラメータはオプションなので付けなくても動作しますが、このオプションにより初期値を設定できます。今回は「2」を指定していますが、これは2番目の要素という意味でなく、添字の2を指します。上記のマクロでは「array」を指すので、マクロを実行するとパイナップルが初期値として設定され、このままOKを押下するとパイナップルが選択されます。

地味な修正ですが、複数の選択肢から特定のパラメータを初期値に指定したい場合は重宝しそうです。