Tera Termの最新バージョンは4.105です

【随時更新】作業ミスを防ぐTera Termのおすすめ設定

作業を効率良く、より安全確実に、より便利に使うためにわたしが実際に行っているTera Termの設定を紹介します。

Tera Termでの設定変更

右クリックでの貼り付けを無効にする(必須)

右クリックによる貼り付けは無効にする事をおすすめします。貼り付けは「Alt + v」で行う癖をつけるとミスを防ぐ事ができます。コピーは「Alt + c」で行います。

貼り付ける前にクリップボードの内容を確認したい場合は「Alt + r」を使うと便利です。

[設定] – [その他の設定]から「コピーと貼り付け」タブを選択して「右クリックでの貼り付けを無効にする」にチェックを入れます。

TERATERM.INIの設定
DisablePasteMouseRButton=on

貼り付け時に末尾の改行を削除する(おすすめ)

手順書のコマンドを1行ずつコピー&ペーストする際に威力を発揮します。最後の改行を削除してくれるので、ペーストした際に勝手にコマンドが実行されません。投入するコマンドを確認しながら作業を進める際に便利です。

TERATERM.INIの設定
TrimTrailingNLonPaste=on

貼り付け時に改行を正規化する(おすすめ)

エディタの改行コードがLFやCRであったり、CRとLFが混在しているテキストを貼り付ける場合はこのオプションを有効にしておくと便利です。

貼り付けた際に行間遅延が効かない場合「貼り付け時に改行を正規化する」を有効にすると解決するはずです。

TERATERM.INIの設定
NormalizeLineBreakOnPaste=on

自動的にログ採取を開始する(必須)

ログ取得を忘れないよう、自動的にログ採取を開始する事をおすすめします。

[設定] – [その他の設定]から「ログ」タブを選択して、「自動的にログ採取を開始する」にチェックを入れておきます。

標準ログファイル名はフォーマット付きファイル名にすると良いでしょう。

strftimeフォーマット チートシート

誤って上書きしないように「追記」にチェックを入れておきます。

TERATERM.INIの設定
LogAppend=on
LogAutoStart=on
LogDefaultName=%Y%m%d-%H%M%S-&h.log

ログにタイムスタンプを付ける(おすすめ)

この設定をおこなうとログの各行の左側にタイムスタンプが付加されます。これによりトラブルがあった際にすべての作業の履歴が秒単位で追いかけられます。

「何時何分何秒にこのコマンドを実行したんだっけ?」

「rebootを実行してプロンプトが返ってくるまで何秒かかったのだろう?」

こういった事がすぐ分かります。

検証作業を行う際も、すべての画面出力が秒単位で記録されるので検証精度が上がります。再起動を伴う作業など、何秒でプロンプトが返ってくるのかなど詳細に知ることができます。

[設定] – [その他の設定]から「ログ」タブを選択して、オプションの「タイムスタンプ」にチェックを入れておきます。

時刻はローカルタイムで良いと思いますが、変更が必要であれば適宜選択してください。

TERATERM.INIの設定
LogTimestamp=on
LogTimestampType=Local

画面リサイズ時にクリアしない(おすすめ)

Tera Termのウィンドウサイズを変更するとデフォルトでは表示内容がクリアされます。この設定を無効化しておくと、ウィンドウサイズを変更しても画面内容が保持されます。

[設定] – [その他の設定] から [全般]タブを選択して、下記の赤枠で囲った箇所のチェックを外します。

TERATERM.INIの設定
ClearOnResize=off

スクロールバッファを増やす

画面出力をすべてクリップボードへコピーするにはスクロールロックバッファが十分に大きい必要があります。

デフォルトは1万行ですが、ネットワーク機器のコンフィグは数万行に及ぶのでご自身の作業環境に合わせて適切に設定してください。

[設定] – [ウィンドウ]からスクロールバッファのサイズを変更します。

TERATERM.INIの設定
ScrollBuffSize=400000

Tera Term設定の保存は忘れずに

設定ファイルを保存しないと次回から反映されません。

設定ファイルの保存は[設定]から[設定の保存]をクリックします。初期設定では設定ファイル(TERATERM.INI)の保存先は「C:\Program Files (x86)\teraterm\TERATERM.INI」となっています。

設定はマイドキュメント配下に保存する事をおすすめします。マイドキュメント配下にTERATERM.INIが存在すればそちらが優先的に読み込まれます。

TERATERM.INIを直接編集する

Tera Termから設定変更できない項目については、TERTERM.INIを直接変更する必要があります。初期設定では設定ファイル(TERATERM.INI)の保存先は「C:\Program Files (x86)\teraterm\TERATERM.INI」となっています。

TERATERM.INIを編集する場合はマイドキュメント配下に保存したTERATERM.INIを編集する事をお勧めします。

自動コピーを無効化(必須)

TERATERM.INIの設定
AutoTextCopy=off

マウスでTera Term画面の文字列を選択すると自動的にクリップボードにコピーされます。これはこれで便利な事もあるのですが、作業ミスを防ぐためにも自動コピーは無効化しましょう。

Alt + cでコピーして、Alt + v でペーストする事を推奨します。

MEMO
  • コピーは Alt+c
  • ペーストは Alt+v

自動的な文字列選択開始を無効化(おすすめ)

TERATERM.INIの設定
SelectOnActivate=off

非アクティブ状態のTera Termの画面をマウスでクリックするとウィンドウがアクティブになりますが、誤ってそのままマウスをドラッグすると文字列が選択されます。SelectOnActivateをoffにしておく事によってその動作を抑制できます。

おすすめ設定を一括して設定する

ここまでご紹介したおすすめの設定を個々に設定すると大変なので一括して設定する方法を掲載します。

実際、わたしが作業端末に入れている設定です。

TERATERM.INIを開いて [Tera Term] という箇所を探してください。次のような箇所があるはずです。

[Tera Term]

; Tera Term version number
Version=4.104

上記のような箇所を見つけたら追加したい設定を[Tera Term] の直後に記述します。ファイルの末尾に追加しても設定は上書きされないので注意してください。

以下のように設定を追記します。

[Tera Term]

; ここから追記した設定
DisablePasteMouseRButton=on
TrimTrailingNLonPaste=on
NormalizeLineBreakOnPaste=on
LogAppend=on
LogAutoStart=on
LogDefaultName=%Y%m%d-%H%M%S-&h.log
LogTimestamp=on
LogTimestampType=Local
ClearOnResize=off
ScrollBuffSize=400000
AutoTextCopy=off
SelectOnActivate=off
; ここまで追記した設定

; Tera Term version number
Version=4.104

Tera Termのフォント

フォントの重要性はなかなか理解されないのですが、是非フォントを変えてみてください。ゼロ「0」とオー「O」の違いなど明確に判別できる環境にして作業ミスを防ぎましょう。

【随時更新】Tera Termを快適に使うためのフォントはこれだ

まとめ

Tera Termで作業中に発生するミスとして多いのが意図しないコピーとペースト、そしてログの取得忘れです。

繰り返しますがコピーとペーストには注意してください。

MEMO
  • コピーは Alt+c
  • ペーストは Alt+v
  • クリップボード内容の確認は Alt+r

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